顔は見ずにバイバイ
今、まさに断捨離祭り開催中です。
50年の人生の中でも最大の「捨て」のフェスティバルになるのは間違いなし。なんていったって、不用品回収の“業者”を依頼したぐらいなので、そこは今までの「捨て」とは規模が違います。
ダンボールなどにまとめておけば何でも(といっても、ナマモノなどダメなものもありますが)持って行ってくれるので、つい頼ってしまいそうになりますが、容量が増えると料金がかさむため、普通ゴミで捨てられるものは自分で捨てるようにしています。
で、今日も45リットルのゴミ袋を6袋ほど捨てました。
そもそも業者をお願いすることにしたのは、家具などの大物が多いから、だった訳で。自分でできることはなるべくやらないとね。
先日、マンションの消防点検があり、全部屋(トイレや洗面所も含む)に人が入るので、いつもより念入りに掃除をしたのですが(苦笑)、その際魔窟化している夫の仕事部屋にも手をつけ、長い事パンドラっていた箱を開けてみたところ、中身がほとんど不用品だったっていう。
折りたたみ式のコンテナの中からは、古い座布団やら、百均っちっくなケース類、古い雑誌、本体はとっくに捨ててしまった機器の取説……などなど、ほとんどなくても困らないというか、要らないものばかりが出てきました。
上にブランケットがかかっていたので、おそらく一時猫の寝床にしてたんだと思う。それでクッションがわりに座布団を入れてたんじゃないかと推察。中身はそのままゴミ袋行きに。そしてコンテナを畳んだら、すっきり!
あと、押入れからは「これ、なんだ?」というコンビニ袋が出てきました。上から触ってみると、ほどよく柔らかい。あ、これは20代前半の頃なぜか集めてた、ブタのぬいぐるみたちだ。
なんども「捨て」の対象になりながら、顔を見ると捨てられず、ここまで生き残ってしまっていたけれど、幸い、袋に入っていて顔は見えない。よし、このまま捨ててしまおうと、ゴミ袋に放り込みました。さすがに少し心が痛んだので、
「今までありがとうね」
と声をかけ、ゴミ置場に置いてきました。
捨ててみると、今までなんで捨てられなかったのか不思議。感傷?
もしそうだったとしても、一時のセンチメンタルな気持ちより、物がなくなってスッキリしている状態を、今なら優先する。
随分捨てているつもりなのに、まだまだ物がたくさんある。
何にもない、ガラーーーンとした部屋で、シンプルに暮らしたいなぁ。
それが、当面の目標かなぁ。
超ミニマムな個室
某有名ミニマリストのブロガーさんが、洗面所にこもるのがブームだと書かれているのを見て、目から鱗が!
確かに、あの個室感は、意外と落ち着くかもしれない。
普段私はダイニングテーブルでPC作業をしているのですが(たまに動画を見たり……テレビにAmazon fire stickが挿さっているので、大画面で見ればいいのですが、ついついPCで見ちゃう)、夫がテレビを見てるときはどうしてもそっちに気を取られちゃったりして。
かといって夫の仕事部屋は、物が多くてなんだか落ち着かず。それで耳栓がわりにイヤホンして仕事したりしてたんですけど、うちの夫が変わっているところは、私がイヤホンをしていても、ガンガン話かけてくること。
だいたい生返事なのに、全くめげない。ってか、こっちがめげるよ!
洗面所なら、そんな夫の妨害(?)からも逃げられます。
PCと椅子を持ち込んでみました。
せまっ!
だけど…あれ? 意外と落ち着く。いや、かなり落ち着く。この窮屈さ、嫌いじゃないかも(笑)。
こっち向きはどうだろうか。洗濯機の上に空間があるぶん、ちょっと広くなった気がする。
書類を広げて作業するのには向かないけれど、PCひとつでできることなら全然アリだと思いました!
すごいな〜。あのブロガーさんは、頭が柔軟なんだな〜。
母との同居で断捨離マッタなし!
父が末期のがんでした。
8月を少し過ぎた頃、体調が優れないと医者にかかったら、あれよあれよと検査入院、告知…来週にはホスピスに入所。
もともと母のほうが元気がなくて、ここ数年は寝たり起きたりしていたので、来週父がホスピスに入所したら、しばらく母にはうちに来てもらうことにしました。
そんなことは考えたくないけれど、母ひとりになったら、完全に同居することも視野に入れての、予行練習も兼ねています。
我が家は3LDK。
子なしなので、2人では十分な広さですが、もうひとり住むとなると話は別。しかもフラットなマンションなので、子供部屋ならまだしも、大人がそこそこプライベートを確保できる空間を作るのは、かなり難しい。
いま、めっちゃ頭を悩ませています。
リフォームするほどお金に余裕はないしな。
母は布団で寝起きしているので、寝場所と収納をかねてこんなの(↓)を考えてみたり。
※写真は借り物です。
うちは仕事柄、夫の荷物が山のようにあるんですよね。
外部に倉庫も借りているのですが、家で作業をしたり、急に必要になったときのために手元に置いているものだけで、一部屋を占領するほどに…。
なので、母のために提供できる可能性があるのは、現在クローゼット兼納戸として使っている5畳程度の部屋のみ。
急に母を家に連れてきたいと言っても、二つ返事で「いーよー」と言ってくれた夫に、荷物の整理までは強要できないので、私のものを徹底的に手放すことにしました。
大断捨離大会決行です。
来週、不用品回収の予約も入れました。
まだほんの一部ですが…。
こういった細々したもの以外に、以前テレビ台として使っていたチェスト、下駄箱、収納棚×5、羽毛ふとん、スーツケース、カーペット、エレクター、衣装ケースなどなど大物も処分します。
最初は、1万円ぐらいで「軽トラ積み放題」というのを利用するつもりでいたのですが、回収品の内容を伝えたところ積載量をオーバーしそうだということで、もういくらかかってもいいと腹が決まりました。
とにかく、この機会に全部持って行ってもらう! 要らないものは残さない!
それにしても…引っ越しのたびにたくさんの物を捨て、この家に来てからも結構な断捨離をしてきたつもりだったのに……まだまだこんなにいらないものがあったのね、と驚くばかりです。
いや、買ってるんだな。増やしてるですよ、自分で。その自覚のなさが恐ろしい。
実家の両親は、どんどん物を手放していっていて、気がついたらなかなかハードなミニマリストになっていたのですが(笑)、それでも父をおくり出し、母もこの世を去ったあと、あの家を畳むとなると(普通に最低限の家電もありますし)めちゃくちゃ大変なんだろうな…と思うのです。
それを考えると、いずれどちらかが一人になり、その後は後を継ぐ人もなく消滅してしまう私たち夫婦はなおさら、最後はダンボール一箱におさまるような物ぐらいを持っていられればいいと思うのです。
遺された人にも、地球にも、それが一番、やさしい。
今年私は50歳になりました。
平均寿命まで生きるとして、まだまだ先はありますが、50年間でこんなにもたくさんの無駄を背負い込んでしまっていることを考えると、よほど心して物を減らし、さらに増やさないように心がけなければ、いとも簡単に、またたくさんの無駄を抱えることになってしまうでしょう。
だいたいはなくても困らないもの、なんですよね。
っていうことを、不用品を集めながら実感しています。
もう一度同じ写真を貼り付けますが……
ここにあるものだけでも、壊れたヘルスメーター、ずいぶん前に韓国で買った健康グッズ(右上のほうにあるオレンジ色っぽいやつ)、百均で買った収納小物、ファイリンググッズ、廃棄した本棚の棚板、大きすぎてあまり出番がなかった料理用のざるやボウル、来客用の食器……。
今は特にネットでポチッとすれば、大きなもの、重いもの、大量のもの…なんで簡単に買うことができます。
買うのは簡単でも、捨てるのは本当に大変!
消耗品ならゴミの日に捨てられるけど、かさばるもの、電化製品、家具、普通ゴミで捨てられない素材のもの…こういうものは、本当に、本当に、しつこいぐらい何度も「本当に必要?」って自分に問いかけなければいけませんね。
でも、これらを回収してもらったら(いくらかかるのかは今は考えまい)、一気にシンプルライフに近くんじゃないかと、ワクワクしている自分もいるんです。
それぐらいの荒療治が必要だったんだな、私には。
この夏買ってよかったもの
我が家では、かの高級扇風機グリーンファンを使っています。
今までの扇風機の風とは全く違う、自然な風の心地よさに衝撃を受け、実は最初に買ったグリーンファンは(猫が倒して)壊してしまったのですが、同じものをもう一度買いなおしたぐらい。
扇風機にしては高価ですが、それぐらいの価値がある、と思っています。
そのグリーンファンはリビングで絶賛大活躍中ですが、グリーンファンを脅かすほどの新入りがこの夏仲間入りしました。
夫が仕事部屋で使うのに安い扇風機がほしいと言い出し、ちょうどアマゾンプライムデイが開催中だったので、リーズナブルな割に評価の高い、小型のサーキュレーターを購入しました。
それが…思っていた以上にいい仕事をしてくれて、大大大活躍中なのです!
特に助かったのが、ヘアドライやメイク中。
アイリスオーヤマ サーキュレーター 静音 首振り ~8畳 ホワイト PCF-HD15-W
ちょうどDIYで作った洗面所の棚の空きスペースにぴったり。今までメイクやヘアドライを汗だくでやっていたのはなんだったの!という快適さに、もう手放せそうにありませんっ。
これでお値段は(プライムデイ価格ですが)2950円!
金額に見合ったおもちゃっぽい外見ですが、性能も十分だし(首振り機能もちゃんとあります)、かつ、そのおもちゃっぽさが幸いし、小さくて軽いから気軽にいろんな場所に移動させて使える……ということで、この夏の活躍度合いは、もしかしたらグリーンファンよりも上かもしれない。
ということで、本当に買って良かった、めちゃくちゃ大成功の買い物でした。
キレイ(が)好きが勝つか面倒くさいが勝つか
土日にクッタクタになってベランダ&窓掃除をした結果……
ベランダがきれいになって、ついつい見とれてしまう!(単純)
頑張ってきれいにした場所って、うっとりしますね。
たとえ自己満足だとしても。
最近は入浴後、バスルームの水滴を拭くようにしているのですが、
あんまり家の変化に気が付かない夫が
「なんだ、最近お風呂がピカピカだぞ!」だって。
うひひ、毎日の積み重ねって大切ですね。
家全体がそうなっていったら、
毎日うっとりして暮らせるのかしら…。
とはいえ、家全体をきれいなままキープするのって、きっと並大抵なことじゃない。
だけど、毎日うっとりして暮らしたい。
そうすると、物を減らして家の中をシンプルにするしかないんですよね。
私はキレイ好きなほうだと思います。
少なくとも、汚いのが平気ではありません。
だけど忙しかったり、散らかり具合が一定量を超えてしまうと(だいたい犯人は夫)
途端に片付ける気力が減退します。
キレイなのは好きでも、やっぱり掃除は面倒くさい。
キレイ が好きと面倒くさいが相撲を取ったら、
いつでもキレイ好きが勝つ程度には、掃除のハードルを下げておきたい。
そのためには、シンプルライフはまだ遠い、なんて呑気なこと言ってちゃダメだよね。
流行りのパンクッションを買ってみたものの…
物の見事に避けられています。
ちぇっ、ふかふかで気持ちいいんだぞー!
あんたたちが使わないんだったら、おばあが使っちゃうぞー。
窓とサッシで燃え尽きながら考えたこと
昨日、ベランダ掃除を頑張ったので、今日は朝から窓掃除に精を出しました。
BGMは「ラ・ラ・ランド」のサントラ。
ライアン・ゴズリング大好き♪ いい曲ばかりでテンションが上がります。
最初は窓掃除から。必需品である炭酸水のキャップを外し、
スプレーボトルのノズルにつけ変えたら、窓にバーッと吹きかけ、
10分ほど置いてから乾いた布(マイクロファイバークロスがおすすめ)で
拭き取る。これだけで二度拭きなしで綺麗に仕上がります。
炭酸が抜けたあとも効果が持続するので、安売りの時に買っておき
窓や鏡掃除用に何本か常備しています。
炭酸水のおかげで窓そうじのハードルが低くなったので、
窓は頻繁に掃除をしてるのですが、問題はサッシの桟です。
ベランダ同様かなりドロドロでして、部屋寄りの桟はまだ多少拭いているものの、
ベランダ側は完全放置だったので、かなりきちゃない。
っていうか、汚れやすい場所なのに、なんでこんなに掃除しにくいの!
だから手が遠のくんだよ〜(と言い訳)。
古歯ブラシでゴミをざっと搔き出したら、さらに細い汚れを取っていくのですが……。
大活躍だったのがこちら。
「キムワイプ」と「親方棒」。
理系御用達といわれるキムワイプは、実験道具などの清掃に使われるウエスで
濡れてもパルプくずなどがでず、我が家ではメガネ、PCやスマホ、テレビの
画面拭き等々として使い倒しております。
親方棒は、去年キッチンのシロッコファン掃除用に購入。
シロッコファンにこびりついた頑固な油汚れを「削ぎ落とす」道具なので、
サッシに付着した泥汚れを掻き取るのなんてお手の物。
いろいろな道具を使ってみましたが、
親方棒にキムワイプを巻きつけ、水をかけてゴシゴシこする方法が、
細かいところまで一番きれいになりました。
掃除って日頃からこまめにやっておかないと、溜まってからでは
手間も数倍だし、とにかく面倒すぎる。
そしてやっぱり、汚れにくい環境を自分で作らないと、
結局困るのは自分なんだよなぁ。
掃除でぐったりしながら、そんなことを身にしみて感じています。
よし、ベランダのもろもろ、処分しよう!
掃除が簡単な、汚れないベランダにする!
そして日頃からきれいを心がけるぞ!
そして、網戸の掃除グッズが、本当に便利だった件。
何年も前に買ってはみたものの、使ってなかったのですが、
これほんと、簡単できれいになります!
面倒なベランダ掃除から解放されたい
一時期、ベランダガーデニングを結構頑張っていました。
写真は在りし日の1枚です。
今は右奥に写っているシマトネリコをはじめ、限られたものしかありません。
出張が続いたり、忙しくて水やりができなかったりで
次々と元気がなくなってしまって……。
枯らしてしまった植物は土から抜いたり、切ったりして処分したものの
土は自治体で回収してくれないので、処分の仕方がわからず
鉢に入れた状態でいまだ置きっぱなしなんですよね。
なので、結構ベランダが汚れます。
しかも暑くなってからはついつい掃除をサボりがちで、
かなりドロドロになっていました(特に排水用の溝)。
ずっと気になっていたのですが、大変なのがわかるからなかなか手をつけられず、
夕方雨が降ったのを機に、重い腰をあげました。
戸建と違いジャージャー水を流して掃除するのは憚られますが、
雨の日なら割と気にせず水が使える、というわけです。
それでも、土ボコリや細かい汚れは濡らした新聞紙をちぎってまき箒で掃く。
ブラシでゴシゴシしても汚れが黒っぽい(泥っぽい)うちは
古タオルなどで拭き取る。
で、ある程度きれいな状態になったら、ようやく少しず〜つ流す。
……って、あー面倒臭い!
ここまで汚れをためなければ。それ以前に、汚れる原因がなければ、
もっとラクに掃除ができるはずなのに。
どうにかして土を処分しなければ。とりあえず土嚢袋でも買うかなぁ。