シンプルライフにはまだ遠い

シンプルライフ目指して悪戦苦闘中の忘備録。収入が激減したのをきっかけに1カ月20万円の収入で老後資金まで貯めようとチャレンンジする内容にシフトしていこうと思っています

母との同居で断捨離マッタなし!

父が末期のがんでした。

8月を少し過ぎた頃、体調が優れないと医者にかかったら、あれよあれよと検査入院、告知…来週にはホスピスに入所。

 

もともと母のほうが元気がなくて、ここ数年は寝たり起きたりしていたので、来週父がホスピスに入所したら、しばらく母にはうちに来てもらうことにしました。

そんなことは考えたくないけれど、母ひとりになったら、完全に同居することも視野に入れての、予行練習も兼ねています。

 

我が家は3LDK。

子なしなので、2人では十分な広さですが、もうひとり住むとなると話は別。しかもフラットなマンションなので、子供部屋ならまだしも、大人がそこそこプライベートを確保できる空間を作るのは、かなり難しい。

いま、めっちゃ頭を悩ませています。

リフォームするほどお金に余裕はないしな。

母は布団で寝起きしているので、寝場所と収納をかねてこんなの(↓)を考えてみたり。

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※写真は借り物です。

 

うちは仕事柄、夫の荷物が山のようにあるんですよね。

外部に倉庫も借りているのですが、家で作業をしたり、急に必要になったときのために手元に置いているものだけで、一部屋を占領するほどに…。

なので、母のために提供できる可能性があるのは、現在クローゼット兼納戸として使っている5畳程度の部屋のみ。

急に母を家に連れてきたいと言っても、二つ返事で「いーよー」と言ってくれた夫に、荷物の整理までは強要できないので、私のものを徹底的に手放すことにしました。

 

大断捨離大会決行です。 

来週、不用品回収の予約も入れました。

 

まだほんの一部ですが…。

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こういった細々したもの以外に、以前テレビ台として使っていたチェスト、下駄箱、収納棚×5、羽毛ふとん、スーツケース、カーペット、エレクター、衣装ケースなどなど大物も処分します。

 

最初は、1万円ぐらいで「軽トラ積み放題」というのを利用するつもりでいたのですが、回収品の内容を伝えたところ積載量をオーバーしそうだということで、もういくらかかってもいいと腹が決まりました。

とにかく、この機会に全部持って行ってもらう! 要らないものは残さない!

 

それにしても…引っ越しのたびにたくさんの物を捨て、この家に来てからも結構な断捨離をしてきたつもりだったのに……まだまだこんなにいらないものがあったのね、と驚くばかりです。

いや、買ってるんだな。増やしてるですよ、自分で。その自覚のなさが恐ろしい。

 

実家の両親は、どんどん物を手放していっていて、気がついたらなかなかハードなミニマリストになっていたのですが(笑)、それでも父をおくり出し、母もこの世を去ったあと、あの家を畳むとなると(普通に最低限の家電もありますし)めちゃくちゃ大変なんだろうな…と思うのです。

それを考えると、いずれどちらかが一人になり、その後は後を継ぐ人もなく消滅してしまう私たち夫婦はなおさら、最後はダンボール一箱におさまるような物ぐらいを持っていられればいいと思うのです。

遺された人にも、地球にも、それが一番、やさしい。

 

今年私は50歳になりました。

平均寿命まで生きるとして、まだまだ先はありますが、50年間でこんなにもたくさんの無駄を背負い込んでしまっていることを考えると、よほど心して物を減らし、さらに増やさないように心がけなければ、いとも簡単に、またたくさんの無駄を抱えることになってしまうでしょう。

 

だいたいはなくても困らないもの、なんですよね。

っていうことを、不用品を集めながら実感しています。

もう一度同じ写真を貼り付けますが……

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ここにあるものだけでも、壊れたヘルスメーター、ずいぶん前に韓国で買った健康グッズ(右上のほうにあるオレンジ色っぽいやつ)、百均で買った収納小物、ファイリンググッズ、廃棄した本棚の棚板、大きすぎてあまり出番がなかった料理用のざるやボウル、来客用の食器……。

今は特にネットでポチッとすれば、大きなもの、重いもの、大量のもの…なんで簡単に買うことができます。

買うのは簡単でも、捨てるのは本当に大変!

消耗品ならゴミの日に捨てられるけど、かさばるもの、電化製品、家具、普通ゴミで捨てられない素材のもの…こういうものは、本当に、本当に、しつこいぐらい何度も「本当に必要?」って自分に問いかけなければいけませんね。

 

でも、これらを回収してもらったら(いくらかかるのかは今は考えまい)、一気にシンプルライフに近くんじゃないかと、ワクワクしている自分もいるんです。

それぐらいの荒療治が必要だったんだな、私には。