パワースポットとトレッキング旅
ちょっと前に一泊二日で夫と旅行に行ってきました。
(ネコがいるので二人一緒で留守にするのは一泊が限界なのです)
とはいえ、初日は夜中の1時過ぎに家を出たので、一泊二日とは思えない充実した旅になりましたよ。
1日目に行ったのは戸隠。
ずっと雨が降っていましたが、そのせいで人もまばらで、奥社参道杉並木も、こ〜んなしめやかな雰囲気。
奥社、九頭龍社のあとは古道を通って鏡池に行き、中社、火之御子社、宝光社と回る予定でしたが、鏡池に向かう途中で、なななんと!(ララランドみたい) ツキノワグマを目撃。
安全に配慮して鏡池に行くのは断念し……
マイナスイオンたっぷりの森林植物園を散策しながら奥社の入口方面を戻っていると……
こんな看板が。これから行かれる方はどうぞご注意ください。
お昼は有名な「そばの実」で、(私のみ)日本酒をやりながら蕎麦の贅沢。シアワセ。
その後も主に古道を歩いて五社を周り、御朱印もすべていただいて、戸隠をあとにしました。
それにしても……どこもかしこも人が少なかった。写真も、わざわざ人が写らないようにして撮ったわけではなく、本当にこのまま。
本当は、1日目は八方尾根でトレッキングをするつもりだったのですが、終日雨という予報により、直前になって翌日の予定を繰り上げ、戸隠に行くことに。
服装が山歩き仕様だったおかげで、多少の雨や足元の悪さも気にならず、普通なら避けたいであろう雨でぬかるんだ古道も、楽しく歩くことができました。ありがとう、トレッキングシューズ!
宝光社からはバスで奥社入口まで戻り、ひたすら山道を走って走って、宿泊地の八方尾根に到着したのが17時前。
発つ前は「夕食何食べよう♪」なんて張り切って検索していたのですが、なにせ夜中の1時過ぎに出発し、戸隠でも歩き回ったので力尽きました。
結局ホテル近くのラーメン屋で簡単に済ませ(私は生ビールをいただきましたが)、21時過ぎには就寝。
でも朝5時に起きて、貸切状態で温泉に入れたので、かえってよかったかも。
さて2日目ですが、実はこの日も予報では雨だったんですよね~。
ホテルの人に聞いた際も、ずっと小雨がぱらつくみたいです、なんておっしゃっていたのですが、朝食をいただく頃には明るくなっていました!
さっそくパワースポット戸隠神社のご利益かしらん。
ホテルの朝食を15分ほどでパパッと済ませて(でも、とってお美味しかった!)、ゴンドラリフト「アダム」へ。
雨は降っていません! いざ出ぱぁーつ!
標高1400mの兎平に到着する頃は霧の世界。
その後もリフト2機を乗り継いで、標高1820mの第1ケルンへ。
イワシモツケと見事な雲海。絶景かな!
木道コースは使わず、ちょっとハードな尾根道を登り、ちょっとやった気になってみたり(笑)。最後のほうは足がガクガクでした。
気持ちいーっ! 快晴とはいきませんでしたが、涼しくて体を動かすにはちょうどよい気候。
このあたりは2000mを超えています。目的地の八方池も、もうすぐ!
ちなみに八方池のイメージがこちら。
(お写真お借りしました)
あれれ、だいぶ違う?!
天気がよければ見えるはずの天狗の頭と白馬三山(上の画像の奥の山々)が雲の中。イメージ画像に近い風景は、次のお楽しみにとっておきます。
小雨もパラつき風も出てきたので、早めに下山することに。
帰りは木道を歩く楽々ルートで、ゆっくり高山植物を見ながら下山。
このあと、地元の学生や団体客が列をなして上がってきたので、早めに行って正解でした。
レストランPilarで山を見ながら地ビール休憩。シアワセ。
八方の湯の敷地にある足湯で一休みして帰途に就きました。
今回、夫の仕事の都合でバタバタと決めて行くことになったので、急遽トレッキングシューズをAmazonで、レギンスや撥水加工のパーカーなどをユニクロで揃えました。
ちなみにトレッキングシューズは3200円!(足下は八方池)
LoZoDoという聞いたことのないブランドのものでしたが、履き心地もよく、ぬかるみ、ゴツゴツした岩、水に濡れたウッドデッキなどでも滑ることもなく、大活躍してくれました。
カラーがいかにもなアウトドアシューズって感じではないので、これからも雨の日に活用できそう。
あと翌日もずっと雨らしいと聞き、念のため八方尾根のモンベルでポンチョを購入(夫が買ってくれました)。小雨程度は撥水加工のパーカーでしのげても、本降りになると心もとないということで買ってみたのですが、短い時間ながら八方池で結構降られたので、正解でした。
帰りに安曇野のJA直売所(ハイジの里だったかな)でとうもろこしを求め、茹でて食べたら、これが甘くてとっても美味しかった!
またこんなふうに思い立ってどこかに行けたらいいな。今年はお伊勢さんにも行ったので、次は出雲大社かな。紅葉の時期のトレッキングも気持ち良さそう。八方池リベンジもありかも。