試行錯誤
LDKはもともとオーソドックスにダイニングセットと、
ソファ&ローテーブルでダイニングとリビングスペースをわけていました。
わかりづらいですが、ダイニングテーブルからリビング側を見た風景。
しかーし、少しでも家具を減らしたいという思いから、
無印の「リビングでもダイニングでもつかえるシリーズ」のテーブルを買い、
ダイニングとリビングを集約したのがこちら。
手前の元ダイニングスペースがガラーーーンとなりました。
その後、テーブルをダイニング専用にして、
リビング部分をフリースペースにしてみたのが、こちら。
今度はリビングがガラーーーーン。
ところが、これはいろいろ不都合がありまして。
一番の問題は、私がこのテーブルで仕事をするようになり
(二番目のレイアウトのときは、写真手前の写っていないスペースに
仕事用のデスクを置いていた)
常にテーブルの上にPCやら仕事の書類やらが置きっぱなしの状態に。
かつ、この配置だと意外と掃除がしずらかったんですよね。
で、もとの配置にテーブルとソファを戻し、
かつ窓際にあったテーブルと別部屋にあったメタルラックを
ダイニングスペースに持ってきたのがこちら。
写真だと、あまり変化がないように見えますが、
体感の印象はだいぶ違います。
とりあえず、一番落ち着く配置になったかな。
机に向かっているときも、左のメタルラックが壁になるため
意外とクローズドな雰囲気を保てています。
個室とまではいきませんが、仕事をするうえでは
今までで一番集中できる環境になりました。
リビング&ダイニング兼用
年末に無印のリビングでもダイニングでも使えるシリーズのテーブルを購入しました。
それまで、LDKのキッチン寄りにダイニングセット、
窓際にテレビやソファ、ローテーブルを置いていたのですが、
今のシンプルライフ寄りのスタイルには見合わないなという思いが
日に日に強くなり…。
ダメ元で夫にリビングとダイニングを兼用したいと提案をしたところ、
あっさりOKが出まして、LDKをプチ改造することに。
今までの全体像がわかる写真がなかったのでわかりづらいのですが、
手前のPCや猫が載っているのがダイニングテーブルで、
その奥にソファとローテーブルがあります。
ソファ側からダイニング側を見たところ。
ダイニングテーブルの横に同じ高さのデスクを配置し、
仕事用のスペースにしていました(デスクトップPCのある部分)。
ここには別のデスクを置き、引き続き仕事スペースとして活用。
IKEAの棚(↓手前に見えている白い家具)を置いて仕事の書類などを収納しつつ、
リビング&ダイニングスペースとの仕切りにしています。
デスクトップPCを置いていたデスクは窓際に移動し
(デスクトップは古いので処分)、
細々したものの置き場に(デスク下は猫のごはんスペース)。
テレビやキャットタワーの位置は変わらずですが、
単純に家具が半分になったことで、LDKがかなりガランと広々しました。
もっといい配置があるような気もするのですが、
とりあえず、今はこの状態をなかなか気に入っています。
いつの間にか師走になってた
この数ヶ月、いろいろありました。
父が末期ガンとわかり、
入院してすぐ緩和ケアの施設探し、
施設が見つかってからも、介護認定の受けなおし、
施設のスタッフや新しいケアマネージャーさんとの面談、
入所の手続き、入所の準備、退院&入所…
で、1ヶ月もしないうちに亡くなってしまい、
通夜や葬儀、そして四十九日…
その間、仕事で2回も海外出張があり、
気がついたら……師走になっていた!
なんだか、人生の中でもいろいろあった数ヶ月のはずなのに、
何もしていないような、不思議な実感。
実はまだなかなかハードな出張が控えています。
それが今年最後のビッグイベントかしら。
無事終えられるかな。
落ち着いて今年を振り返れる日が1日でもあるといいんだけど。
キッチンシンクの超地味なリニューアル
キッチンシンクのあるパーツを買い換えました。
before
これを……
after
これに。
before
中のゴミ受け皿を……
after
これに。
排水口の掃除が好きじゃない人は多いと思います。
私もそういう一人でした。
ちょっと放置してしまったときのヌルヌルが本当に気持ち悪くて、ゴミ受け皿に丸めたアルミホイル入れてみたり、市販のグッズもいろいろ試しました。掃除も定番の重曹+クエン酸、キッチン泡ハイターと、いろんな洗剤にお世話になっていました。
それがあるとき、「汚れる前に掃除しちゃえばいいんじゃない?」という単純なことに気がつき、以来、毎日掃除→汚れない→汚くないから掃除するのも嫌じゃないのループで、基本汚れない排水口になったのです。
なので排水口のふたも、ゴミ受け皿もいつもきれいにはきれいなんですが、プラの部分の経年劣化がどうにも気になってしまい。
それで思い切ってオールステンレスに取り替えました。
思い切ってっていったって、トータルで825円(笑)。地味なリニューアルですが、見た目もすっきりしたし、ピカピカのステンレスはやっぱり気持ちがよく、お値段以上、変えてよかった!
一応古いほうも、酸素系漂白剤に漬けて捨てずに取っておきます。
顔は見ずにバイバイ
今、まさに断捨離祭り開催中です。
50年の人生の中でも最大の「捨て」のフェスティバルになるのは間違いなし。なんていったって、不用品回収の“業者”を依頼したぐらいなので、そこは今までの「捨て」とは規模が違います。
ダンボールなどにまとめておけば何でも(といっても、ナマモノなどダメなものもありますが)持って行ってくれるので、つい頼ってしまいそうになりますが、容量が増えると料金がかさむため、普通ゴミで捨てられるものは自分で捨てるようにしています。
で、今日も45リットルのゴミ袋を6袋ほど捨てました。
そもそも業者をお願いすることにしたのは、家具などの大物が多いから、だった訳で。自分でできることはなるべくやらないとね。
先日、マンションの消防点検があり、全部屋(トイレや洗面所も含む)に人が入るので、いつもより念入りに掃除をしたのですが(苦笑)、その際魔窟化している夫の仕事部屋にも手をつけ、長い事パンドラっていた箱を開けてみたところ、中身がほとんど不用品だったっていう。
折りたたみ式のコンテナの中からは、古い座布団やら、百均っちっくなケース類、古い雑誌、本体はとっくに捨ててしまった機器の取説……などなど、ほとんどなくても困らないというか、要らないものばかりが出てきました。
上にブランケットがかかっていたので、おそらく一時猫の寝床にしてたんだと思う。それでクッションがわりに座布団を入れてたんじゃないかと推察。中身はそのままゴミ袋行きに。そしてコンテナを畳んだら、すっきり!
あと、押入れからは「これ、なんだ?」というコンビニ袋が出てきました。上から触ってみると、ほどよく柔らかい。あ、これは20代前半の頃なぜか集めてた、ブタのぬいぐるみたちだ。
なんども「捨て」の対象になりながら、顔を見ると捨てられず、ここまで生き残ってしまっていたけれど、幸い、袋に入っていて顔は見えない。よし、このまま捨ててしまおうと、ゴミ袋に放り込みました。さすがに少し心が痛んだので、
「今までありがとうね」
と声をかけ、ゴミ置場に置いてきました。
捨ててみると、今までなんで捨てられなかったのか不思議。感傷?
もしそうだったとしても、一時のセンチメンタルな気持ちより、物がなくなってスッキリしている状態を、今なら優先する。
随分捨てているつもりなのに、まだまだ物がたくさんある。
何にもない、ガラーーーンとした部屋で、シンプルに暮らしたいなぁ。
それが、当面の目標かなぁ。
超ミニマムな個室
某有名ミニマリストのブロガーさんが、洗面所にこもるのがブームだと書かれているのを見て、目から鱗が!
確かに、あの個室感は、意外と落ち着くかもしれない。
普段私はダイニングテーブルでPC作業をしているのですが(たまに動画を見たり……テレビにAmazon fire stickが挿さっているので、大画面で見ればいいのですが、ついついPCで見ちゃう)、夫がテレビを見てるときはどうしてもそっちに気を取られちゃったりして。
かといって夫の仕事部屋は、物が多くてなんだか落ち着かず。それで耳栓がわりにイヤホンして仕事したりしてたんですけど、うちの夫が変わっているところは、私がイヤホンをしていても、ガンガン話かけてくること。
だいたい生返事なのに、全くめげない。ってか、こっちがめげるよ!
洗面所なら、そんな夫の妨害(?)からも逃げられます。
PCと椅子を持ち込んでみました。
せまっ!
だけど…あれ? 意外と落ち着く。いや、かなり落ち着く。この窮屈さ、嫌いじゃないかも(笑)。
こっち向きはどうだろうか。洗濯機の上に空間があるぶん、ちょっと広くなった気がする。
書類を広げて作業するのには向かないけれど、PCひとつでできることなら全然アリだと思いました!
すごいな〜。あのブロガーさんは、頭が柔軟なんだな〜。
母との同居で断捨離マッタなし!
父が末期のがんでした。
8月を少し過ぎた頃、体調が優れないと医者にかかったら、あれよあれよと検査入院、告知…来週にはホスピスに入所。
もともと母のほうが元気がなくて、ここ数年は寝たり起きたりしていたので、来週父がホスピスに入所したら、しばらく母にはうちに来てもらうことにしました。
そんなことは考えたくないけれど、母ひとりになったら、完全に同居することも視野に入れての、予行練習も兼ねています。
我が家は3LDK。
子なしなので、2人では十分な広さですが、もうひとり住むとなると話は別。しかもフラットなマンションなので、子供部屋ならまだしも、大人がそこそこプライベートを確保できる空間を作るのは、かなり難しい。
いま、めっちゃ頭を悩ませています。
リフォームするほどお金に余裕はないしな。
母は布団で寝起きしているので、寝場所と収納をかねてこんなの(↓)を考えてみたり。
※写真は借り物です。
うちは仕事柄、夫の荷物が山のようにあるんですよね。
外部に倉庫も借りているのですが、家で作業をしたり、急に必要になったときのために手元に置いているものだけで、一部屋を占領するほどに…。
なので、母のために提供できる可能性があるのは、現在クローゼット兼納戸として使っている5畳程度の部屋のみ。
急に母を家に連れてきたいと言っても、二つ返事で「いーよー」と言ってくれた夫に、荷物の整理までは強要できないので、私のものを徹底的に手放すことにしました。
大断捨離大会決行です。
来週、不用品回収の予約も入れました。
まだほんの一部ですが…。
こういった細々したもの以外に、以前テレビ台として使っていたチェスト、下駄箱、収納棚×5、羽毛ふとん、スーツケース、カーペット、エレクター、衣装ケースなどなど大物も処分します。
最初は、1万円ぐらいで「軽トラ積み放題」というのを利用するつもりでいたのですが、回収品の内容を伝えたところ積載量をオーバーしそうだということで、もういくらかかってもいいと腹が決まりました。
とにかく、この機会に全部持って行ってもらう! 要らないものは残さない!
それにしても…引っ越しのたびにたくさんの物を捨て、この家に来てからも結構な断捨離をしてきたつもりだったのに……まだまだこんなにいらないものがあったのね、と驚くばかりです。
いや、買ってるんだな。増やしてるですよ、自分で。その自覚のなさが恐ろしい。
実家の両親は、どんどん物を手放していっていて、気がついたらなかなかハードなミニマリストになっていたのですが(笑)、それでも父をおくり出し、母もこの世を去ったあと、あの家を畳むとなると(普通に最低限の家電もありますし)めちゃくちゃ大変なんだろうな…と思うのです。
それを考えると、いずれどちらかが一人になり、その後は後を継ぐ人もなく消滅してしまう私たち夫婦はなおさら、最後はダンボール一箱におさまるような物ぐらいを持っていられればいいと思うのです。
遺された人にも、地球にも、それが一番、やさしい。
今年私は50歳になりました。
平均寿命まで生きるとして、まだまだ先はありますが、50年間でこんなにもたくさんの無駄を背負い込んでしまっていることを考えると、よほど心して物を減らし、さらに増やさないように心がけなければ、いとも簡単に、またたくさんの無駄を抱えることになってしまうでしょう。
だいたいはなくても困らないもの、なんですよね。
っていうことを、不用品を集めながら実感しています。
もう一度同じ写真を貼り付けますが……
ここにあるものだけでも、壊れたヘルスメーター、ずいぶん前に韓国で買った健康グッズ(右上のほうにあるオレンジ色っぽいやつ)、百均で買った収納小物、ファイリンググッズ、廃棄した本棚の棚板、大きすぎてあまり出番がなかった料理用のざるやボウル、来客用の食器……。
今は特にネットでポチッとすれば、大きなもの、重いもの、大量のもの…なんで簡単に買うことができます。
買うのは簡単でも、捨てるのは本当に大変!
消耗品ならゴミの日に捨てられるけど、かさばるもの、電化製品、家具、普通ゴミで捨てられない素材のもの…こういうものは、本当に、本当に、しつこいぐらい何度も「本当に必要?」って自分に問いかけなければいけませんね。
でも、これらを回収してもらったら(いくらかかるのかは今は考えまい)、一気にシンプルライフに近くんじゃないかと、ワクワクしている自分もいるんです。
それぐらいの荒療治が必要だったんだな、私には。